初心者のためのSEO「記事のキーワードの決め方」

SEO

SEOって何やらごちゃごちゃしている印象を受けます。

というのも、「内部SEO」とか「外部SEO」とか「被リンク」、

キーワード選定だのSEOを細かく考えだしたらキリがないんですね。

けど、そのキリのないことを生業にしている人もいますし

企業だってあります。

「SEO」ってサイトを上位表示するための要素ですから、

サイトを上位表示させたい人達が個人で勉強するよりも専門家に依頼するのは

当然でしょう。

けれども、SEO対策というのはそこまで難しい知識がなくてもできるものです。

今回は、SEO対策の根幹である「キーワードの適切な決め方」について

わかりやすく解説していきます。

※サイトそのものではなく記事単位のキーワードの選定方法です。

そもそもSEOとは

Search Engine Optimization」の頭文字をとったのが「SEO」ですね。

「検索エンジン最適化」とも呼ばれます。

自分のサイトを上位表示させたい人達は、この対策を行います。

なんでそんなことが必要なの?と言われると、

Webページもサイトもブログも無数にあるからですね。

たとえば「熱帯魚の飼い方」というWebページがこの世に10程度しか存在していないなら、

いちいちそんなことをする必要もないわけです。

だって、それらはすべて10位以内に表示されるわけですし、

いちいちSEO対策なんてしなくても

熱帯魚の飼い方・育て方を知りたい人はその10位以内のページを

くまなく見るでしょう。

けれど、世の中には

「初心者におすすめの熱帯魚」「熱帯魚のエサ」
「熱帯魚の種類」「人気の熱帯魚」
「飼育に必要な道具、値段」「水槽内の温度」

など、熱帯魚に関連した無数のページが存在します。

「熱帯魚 エサ」で検索しても2,370,000件のWebページが引っかかります。

検索結果で見られるのはせいぜい1位~3位に表示されている記事でしょう。

「ロングテールワード」から質問の意図を理解する

ところで、もしあなたが「熱帯魚」をテーマにしたサイト構成をしたいと

考えたとき、

「熱帯魚 エサ」もキーワードとして拾う場合があるでしょう。

では、「熱帯魚 エサ」で検索する人達はどういった「質問の意図」を

以てそのキーワードを検索しているのでしょうか。

すぐに思いつくのは、初心者であり熱帯魚が何を食べるのか

知らないから、熱帯魚のエサってどんな商品があるんだろう?

と疑問に思い調べたいのかもしれません。

商品名を知りたい人もいれば、

フレークタイプになった人工飼料でなく赤虫などの

エサはないか、というところを

気にしているかもしれません。

そもそも熱帯魚が何を食べるのか純粋に

気になっただけかもしれません。

このように、ちょっと検索意図の推測がぼんやりしていますね。

このような「熱帯魚 エサ」というような「ミドルワード」

検索ボリューム(検索される数)が大きい分、

検索意図もその数の分あるので、予測が曖昧になってしまいます。

「ロングテールワード(スモールワード)」を狙うのがいいよ、

と大体どのサイトでも言っているのは、

検索意図がしっかりわかりやすいからです。

検索意図が定まればタイトルが決まる

「熱帯魚 エサ」だけだと想像するしかなかったのが、

「熱帯魚 エサ 病気」だと

「病気にかかった熱帯魚のエサは何を食べさせたほうがいいのか」

を気にしているのかもしれない、と

予測できますし、

そもそも「熱帯魚が病気の時にエサを食べさせていいのか?」

ということを気にしているかもしれません。

そこらへんのことがより明らかになっていくわけです。

なぜ検索意図を明らかにしないといけないのか?というと、

検索意図を予測もしない・明らかでないままだと

答えも曖昧になってしまったり情報が不足してしまう恐れがあるからです。

SEOの基本というのは、

質問されていること(検索キーワード)に、答える(記事内に答えを書く)」

これは、専門知識がなくても誰でもできることです。

けれど、知りたいことを「検索ボックス」に入力するという特性上、

具体的に何を質問しているのか、その内容はその検索した本人にしか分かりません。

ですから、予測することと「これを質問されているであろう」と

ある程度強引に決めてしまうのは情報を与える側の仕事です。

「熱帯魚 エサ 病気」→「熱帯魚が病気になったときのエサ」で

キーワードを決めるならば、

「病気になったときに普段どおりのエサはあげていいのか」

「病気になったときにエサの量と、間隔はどの程度がいいのか」

「病気になったときの飼料の種類やおすすめの商品」

をそれぞれ見出しをつけて書くといいでしょう。

それらの情報を記事に「キーワード」として散りばめていくこともまた

立派なSEO対策になるからですね。

情報量があまりにも多くなりすぎるようなら記事を分けて

書いてもいいでしょう。

質問意図をいろいろ予測してみる

いろいろ記事を調べながら書いていくうちに

「熱帯魚が病気の時におすすめの餌」だけでなく

「特定の飼料のせいで熱帯魚が病気になったのでは」ということを

知りたい人もいる、という事に気付くことがあります。

その場合は「熱帯魚 エサ 病気」→「熱帯魚の病気を引き起こすエサ」を

テーマにして

何の餌がどの病気の原因になるのかを

別記事で伝える、という方法をとることもできるでしょう。

つまり、新しい記事ネタに繋がるということですね。

これを積み重ねていくことで、ロングテールワードを拾っていたつもりでも

「熱帯魚 エサ」というミドルワードに対する上位表示が出来る場合も

少なくありません。

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