初心者のためのキーワード選定の方法

SEO

こんにちは!茶ゆきです。


今回は、初心者さん向けのキーワード選定の手法について

話を進めていこうと思います。


ところで初心者さんにとって、キーワード選定って

何の意味を持つのでしょうか。

・キーワード選定ってなに?
・なんでそんなことが必要なの?
・ブログって型にはまらず、もっと自由に
 書いたほうがいいんじゃないの?


ブログを立ち上げてスグは、

こういう風に考えることも多いかもしれません。


ただ、キーワード選定は

集客したい&収益化したい」なら必須の工程です。

ぶっちゃけPVなんかどうでもいい、

別に収益も必要ない、という場合は

「キーワード選定は無視して大丈夫」です。


けれど、ブログを作り上げたりサイトを構成する以上は

PV数や収益の変化を見ていきたい人も

多いですよね。


そんな初心者さんや、

「キーワード選定をイマイチ把握していない」という方に

この記事を読んでもらうことで、

・そもそもキーワード選定ってなんなのか
・なんで、キーワード選定が集客&収益化に必要なのか
・初心者にありがちな選定の失敗例と対策

を、理解してもらえます。

めちゃくちゃ分かりやすく解説しているので、

ぜひ、読んでみてキーワード選定の攻略の入り口に

してください!


初心者のためのキーワード選定の方法

初心者におすすめするキーワード選定の方法は、

①興味のある(知識のある)ジャンルを決める
②関連キーワード取得ツールでキーワードを割り出す
③キーワードに対して回答を出せるものだけ選出する。
 

これだけです。

これだけやるだけでも、ジャンルによっては

PV数をがっちり確保できます。


ただ、がっちりってどれくらい?と気になる人も多いですよね。

過去記事「100記事書いてもアクセスは増えないのか」でも

書いたのですが、

2度目に立ち上げたブログは上の手法でキーワード選定をして、

100記事書いた時点で1日446PV。

3度目に立ち上げたブログは

100記事書いた時点で1日815PVです。


そのまま200記事くらい書いた時点で、

それぞれ1日3000PV~10000PVは到達していたので、

月間10万~30万PVくらいは獲得できました。


ところで、上のブログで狙っていたキーワードは、

キーワードプランナーでボリューム数を調べたとき、

どちらも月間検索ボリューム数が15000程度のものでした。


他のブロガーやアフィリエイターの方にも言及されていることですが、

キーワードプランナーの月間ボリューム数は、あくまでも目安

です。


PV=自サイトのページが閲覧された回数ですから、

月間検索ボリューム数が15000程度でも、

そのまま自サイトを回遊してもらえたりすると

PVは飛躍的に上がります。

初心者のためのキーワード選定の手順

まずは、興味のあるジャンルについて調べます。

たとえば、私が「トマト 栽培」というワードを

狙いたい場合。

関連キーワード取得ツールを使う

関連キーワード取得ツールで、

「トマト 栽培」と入力します。

すると、ずらずらっと候補が出てきます。


「Googleサジェスト」という項目の下に

並んでいるキーワードは、

「トマト 栽培」で検索する中でも

検索ボリュームが大きいキーワードになります。


ですのでこの部分は可能であれば

網羅したほうがよいでしょう。


サジェストキーワードに関しては
書いたほうがいいのですが、
もちろんどうしても書けない・・・というときは
無理して書かなくていいと思います。

私が例に上げたブログに関しても、
サジェストキーワードは書いたり書かなかったりです。

書けないキーワードに拘るよりも、
初心者のうちは書けるキーワードに注力して

コンスタントに記事を積み上げる

ことのほうが、
個人的にはよっぽど大事だと思ってます。

 

書けるキーワードだけ選出する

関連キーワード取得ツールで

上の画像のようなキーワードを出したら、

書けるキーワードを選んで実際に書いていきます。


複合ワード・ロングテールワードは、

「検索ボリュームが小さい」ので

PVは稼げませんが、

「初心者でも上位表示しやすい」ためオススメです。


ロングテールワードの例:
「トマト 栽培 赤くならない」というキーワードだったり、
「トマト 栽培 病気 葉」とかですね。


キーワードの検索意図を知る

オマケの知識として、もっとキーワード選定の質を高めたい場合。

キーワードに対する答え(記事)を書く前に、

「検索意図(インテント)」を見ていく必要があります。

なぜ、ユーザーはこのキーワードで検索しているのか?

という部分ですね。


「トマト 栽培 赤くならない」というキーワードだったら、

「自分がトマト栽培をしていて、トマトの実が赤くならないけど

何が原因なのかを知りたい、解決したい」

ということですよね。

ということは、記事内にその答えを盛り込む必要があります。


ユーザーが何を求めているのか?を知るためのヒントが、
「実際に“トマト 栽培 赤くならない”をGoogle検索にかけてみること」です。

実際に上位表示されている記事が、
「実際にGoogleに高い評価を受けている答え(ユーザーの求めている
的確な答え)」
ということになるからですね。


検索意図に関する知識をもっとつけたい方は、

下記記事を参考にしてみてください。

【SEO対策】キーワード選定と選ぶコツ
SEO対策としてのキーワード選定のコツを掴めば、キーワード選定で失敗することはなくなります。

キーワード選定とは何か

では、ここから概論みたいな部分に入っていきます。

とはいえ初心者の場合は別に、

そこまで理解しなくていいです。


理論にこだわりすぎると、手が動かなくなるから。


理論武装にこだわって記事かけなくなるより、

とりあえず上記の手順で記事を積み上げてみてから

集客&収益によりこだわりたい、という

状況になってからでも十分こと足ります。


もちろん、とにかくわかりやすく書いているので

読み進めて頭の隅に置いておいてもgood。

そもそもキーワードってなに?

Googleの検索エンジンに入れるワードのことです。

そもそも、みなさんも一度は・・・というか

100回でも1000回でもユーザーとして

Google検索エンジンにキーワードを入れたことがあるはず。

上の画像だと「トマト レシピ おすすめ 弁当」ですね。


ユーザーは、

・どこかに「行きたいとき」
・なにかを「知りたいとき」
・なにかを「したいとき」
・なにかを「買いたいとき」

・・・に、検索エンジン(検索窓)を使って目的を
達成しようとします。

 

ここらへんは「検索意図(インテント)」の話に

なってきます。

なんの目的で、検索窓にそのキーワードを入れたのか?

という部分ですね。


上の画像の例であれば、

「お弁当のおかずに出来る、トマトを使った

オススメのレシピが知りたい」ということになります。

何のキーワードを入れるかは当然、ユーザーが決めます。


ユーザーが検索窓に入れるのがキーワードだとして、

じゃあ、キーワード選定ってなに?

という部分になると、


ブログ記事を書く時(サイトを作るとき)に
キーワードを運営側が決めること

です。

ここまでは、理解されている方も多いかと思います。


キーワードを決めるのはユーザーなのに、

そのキーワードを運営側(ブログを書く人)も

決めないといけないわけですね。

当然ながら、これは集客up&収益化を目指す場合だけです。

自由に書きたいならキーワード選定なんて邪魔なだけですね。


キーワード選定が必須である理由

なんでキーワード選定が

集客&収益化のために必要なの?

というと、

ユーザーはGoogleの検索窓にキーワードを入力しているから、
キーワードに対する的確な答えを返すのがGoogleの仕事

だからです。


ブログの記事やサイトは

「答えの一つ」にすぎません。

「的確な答えである」かどうかはGoogleが判断します。


キーワード選定は、「この記事はこのキーワードで書いてますよ」

というユーザーへの提供でもありGoogleへのPRでもあるわけです。

いわゆるSEO対策(上位表示のための対策)ということですね。


キーワード選定=SEO対策

キーワード選定をすることで、

「キーワードに対する答えの一つ」として

Googleに認識してもらえます。


さらに、「答えとしてすばらしい」記事だと評価されると、

そのキーワードで上位表示されます。

(※無論、上位表示はキーワード選定だけでなく

他のSEO対策の効果も関わってきますし、

ユーザーの検索履歴なども関わってきますが)

上の画像は、「トマト 栄養素」というキーワードで

検索したときに出てくる1ページ目の1位~3位のサイトです。


最も的確な答えを出している記事であると

評価されているのが1位のサイト、

そこから2位、3位と表示されます。


ユーザーは「トマト 栄養素」、

つまりトマトの栄養素が知りたくて検索しているのに、

「トマトソースのレシピ」とか

「トマトジュースの作り方」なんて

表示していたら、

誰もGoogle検索を使わなくなります。


検索エンジンとして成り立っていないと

評価されてしまうからですね。

そういうことにならないよう、Googleは、

キーワードに対して的確な答えを出したいわけです。


ですから、どのキーワードで書くか選んだあとに、

「このキーワードでこの記事を書いています」、

とGoogleに知らせることが重要になります。


どうやってGoogleに知らせるかというと、

・キーワードを記事タイトルに盛り込む
・見出しにもキーワードを入れる
・「メタディスクリプション(記事の説明文)」に
 キーワードを入れて検索に引っかかるようにする

・・・などですね。


つまり、良質なコンテンツを放り込むだけでは、

それがどれだけユーザーに有益な情報であろうとも、

「Googleに認識してもらえない」

ということになりかねません。


キーワード選定は、まずGoogleに

「キーワードに対する答えである」と認識してもらう

入り口だと思っておくとよいですね。


初心者にありがちな、キーワード選定の失敗例

初心者が陥りがちなキーワード選定の失敗例を

上げていきます。

ビッグワードばかりを狙う

急に出てきたビッグワードとは何ぞや?

というところですが、

・ビッグワード:月間検索ボリューム数が多い
        競合が多い
        単一ワード(“トマト”、“サッカー”、“骨折”など)

・・・という特徴を持つキーワードだと思ってもらえば大丈夫です。

明確な定義は決まっていません。


「ビッグワードばかりを狙う」というのは、

たとえば

「骨折」というワードで上位表示されたら

月間検索ボリュームが5万近くあるので、手っ取り早く

PVが稼げる!と判断して

「骨折 ●●」などでひたすら記事を積み重ねていく、

みたいな感じです。

これはいうまでもなくNGです。


そもそも単一ワードは、

競合が強すぎて太刀打ちできない場合が

多いです。


しかも「骨折」で調べる人は、

骨折の何を調べたいのかかなり多様になりますよね。

その中の「骨折 手術」だけでも数百キーワードを含みます。

つまり、骨折で調べる人は

数千~数万パターンの検索意図を持っていることになります。


数千のキーワードに対する答えの記事を書いている間に、

何十年の月日が流れることになるでしょう

(しかも、骨折というジャンルは“医療系”に入るので

そもそもが上位表示しにくいのですが)。


個人でビッグワード・単一ワードを狙うのは、

企業が総力を挙げて何十年もかけて掘る金鉱脈を、

一人でスコップでちくちく削ろうとするくらい無謀です。


キーワードに対する答えがズレている

検索意図の予想が実際とあまりにも外れていると、

キーワードに対する答え(記事)が

トンチンカンなものになります。


例えば「骨折 手術 歩けるまで」という

検索意図は、

「自分が骨折したから手術して歩くまでの期間が気になる」

ということが考えられますが、


「そもそも元のように歩けるようになるのか」

「歩けるようになるまでの道筋・期間」を

気にしていることも予想されます。


更にいうと、「どの部位の、どの程度の骨折か」

ということも関係してくるので、

「足首付近の骨折は?いつ痛みなく歩けるの?」
「交通事故で両足骨折なんだけど、本当に
歩けるようになるの?」
「装具を外して歩けるようになるのはいつからなの?」
「医者から術後1日目から歩いていいと言われたけど、
それって普通なの?」

と検索意図は多岐に渡ります。


それなのに、「骨折」という大まかな括りだけで考えて、

歩けるのは「人によってさまざまで、術後1日目から

歩く場合もあるし1か月後になることもあります」

という答えだと、

答えているようで答えていません。


「一人一人の検索意図までカバーできていない」、

つまり答えがズレてしまいます。


特に、これもビッグワード(単一ワード)、

つまり「大きい検索ボリュームのキーワード」で

書こうとした時に

こういう状況に陥りがちです。


そういう意味で、

ロングテールワード(小さい検索ボリューム・複合ワード)を

選定して記事を積み上げていくことは、

たとえ検索流入数が少なくても

検索意図も把握しやすいし、

上位表示しやすいので初心者さんにオススメなんですね。


おまけ:キーワードプランナーって必要?

ところで、

キーワードをボリューム数で区分すると下のようになります。

ビッグワード:月間検索ボリューム10000以上
ミドルワード:月間検索ボリューム1000~10000
スモールワード(ロングテールワード):月間検索ボリューム100以下


で、キーワード選定について書かれているサイトで

必ず出てくるツール「キーワードプランナー」ですが、

これは、使い方さえ覚えてしまえば

月間検索ボリューム数を簡単に調べることの出来る

ツールです(有料です)。


ただ初心者のうちに必要かどうかと言われると、

「絶対必要!」とはいえないと思います。

先述したとおり、
月間検索ボリュームが50以下でも、実際にPVに影響する値は
それ以上のことも多いです。

それに検索ボリューム数がほとんどないキーワードでも、
細かい複合ワードに対して記事を書くことで
ブログやサイト全体のSEO対策に繋がります。


必要だな、検索ボリュームがどうしても知りたいな、

と感じたときに利用するのがいいと思います。

推定検索ボリュームを知りたいだけなら、

アラマキジャケ」という無料ツールを使うのもいいですね。


それよりも、キーワードを細分化するほうが大事です。


2語ワード(“トマト 栽培”)なら3語ワード(“トマト 栽培 冬”)に。

3語ワード(“トマト 栽培 冬”)なら4語ワード(“トマト 栽培 冬 ハウス”)に。


それらのキーワード一つ一つに対して、

答え(記事)を書いていくことで、

おのずと集客&収益化は可能です。

そして収益に特化したキーワード選定は下記の記事をどうぞ。

アフィリエイトにおけるキーワード選定のコツ
アフィリエイトを始める上で必要なのがキーワード選定です。その重要性と選ぶ際のコツをお伝えしていきます。

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