SEO対策の一つに「キーワード選定」があります。
しかし、キーワード選定は何も、
「検索エンジンからの集客のため」だけに
用いられるわけではありません。
今回は、
という部分についてお伝えしていきます。
キーワード選定の目的とは
キーワード選定の目的は、
に必要です。
キーワード選定の目的① 検索意図の理解
たとえば私が、
キーワード選定も何もせずに
「ブログを書いていて大変だったこと」なんて
タイトルで記事を書いたとしましょう。
しかし、キーワード選定も何もしていない、
つまり「狙っているキーワードがない」ので、
何が大変だったのかを具体的に書くことができず、
記事の話題があっちこっちに
飛びがちになります。
「ブログ 大変」というキーワードで見てみると、
「ブログ 続ける 大変」
「育児 大変 ブログ」
「住宅ローン 大変 ブログ」
と、さまざまな関連キーワードが出てきますね。
これらそれぞれに対して、
→ブログで稼ぐのがなぜ大変なのか、
どのくらい大変なのか知りたい(稼ぐまでの負担を減らす方法を知りたい)
「ブログ 続ける 大変」
→ブログのモチベーションが続かないから、
解決策や継続するためのマインドが知りたい
「育児 大変 ブログ」
→育児の大変さを伝えるブログを読みたい
(育児のどの部分かも人による)
「住宅ローン 大変 ブログ」
→住宅ローンの支払いの大変さを伝えるブログが読みたい
(家計診断も含めるかもしれない)
と、さまざまな検索意図が存在します。
「ブログ 大変」でもこれだけ人によって
「知りたいこと」に差があるのに、
「ブログって大変!期待した収益が出ないし・・・」
などという内容を書いていると、
結果、誰にも刺さらない自己完結型ブログになってしまいます。
そういうブログやサイトは即、
ブラウザバック(離脱)されるだけでしょう。
「ブログ運営の大変さ」を何万文字で訴えたところで、
読まれなければ価値がないのと同じです。
ですから、それぞれの問いに対して、
それぞれの答えを書いていく必要があります。
キーワード選定の目的② SEO対策(集客)のため
関連キーワード抽出ツールで出てきたキーワードというのは、
基本的に「ある程度の月間ボリューム数がある」キーワードです。
ということは、
キーワードを自作して、来るか来ないかわからないような
運しだいのブログ運営よりも、
一か月間でそのキーワードで検索する人が多ければ多いほど、
目に留まるチャンスも増える=自分のページに訪れてもらう
確率が高くなる、といえます。
もちろん競合のこともあるので
一概にはいえませんが、
SEO対策(集客)のためのキーワード選定を
知りたい方は下記の記事をチェックしてみてください。
キーワード選定の目的③ 収益化のため
「収益化するため」の
キーワード選定が存在します。
たとえば、「ブログ 大変」というキーワードで
エックスサーバーのアフィリエイト広告を貼っていても
「なんだ、広告かよ」と白ける人がいるかもしれませんが、
「エックスサーバー ブログ 始め方」だったら、
そう考えても
「エックスサーバーを使ってブログ運営を始めることを
検討している人」ですよね。
そういう方に向けて、エックスサーバーのアフィリエイト広告を
貼ると、クリックするだけでエックスサーバーの
ページに飛べるので便利です。
上記のような、
「最初からモチベーションの高い層が集まるキーワード」
というものも存在します。
いわゆる「商品名(商標ワード)」を使ったキーワード選定ですね。
商標ワードだと集客はそこまで見込めないかもしれませんし、
競合も多いとは思いますが、
購買意欲が高い層が集まるキーワードに
アクセスを集めるために用いることができます。
もちろん、アドセンスだと
狙った広告が出せないので、
興味のある広告にクリックしてもらえることを
祈るしかありません。
収益化のためのキーワード選定は以下参照です。
まとめ:キーワード選定で、ブレない記事を構築しよう
キーワード選定は、
「そのページに求められる答えを書くための準備段階」
だと考えられるとベストです。
なので、キーワードは出来るだけ
細かく、具体的に書き、
ビッグワードやミドルワードを狙う時は
それらの情報を集約したページを作ると良いでしょう。
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