ツァイガルニク効果をマーケティングに用いる方法はコレ!

タスクチェックの画像 ブログアフィリエイト

ツァイガルニク効果とは、

「人は完了した作業よりも未完の作業のほうがより気になり、
注意をはらうようになる」

という心理効果のことです。


この効果を使えば、

・有料コンテンツを買ってもらいやすくなる
・あるページからあるページへ誘導しやすくなる
・アフィリエイトしやすくなる

などの反応が見込めます。


ツァイガルニク効果に関しては、

下記の記事でも記しています。

ツァイガルニク効果はストレスになりやすい
ツァイガルニク効果は完了した作業より未完了のもののほうが記憶されやすいという心理で、ストレスを生みます。


つまりツァイガルニク効果とは、

完了したタスクよりも

作業途中になってしまっているタスクのほうを

より気にする、という心理に陥りやすいという意味になります。


マーケティングでも、

この手法は古くから使われています。

「続きはCMのあと!」という手法が長く使われるのも、

この効果を見込んでのことですね。


今回は、ツァイガルニク効果をマーケティングに

生かす方法についてお伝えしていきます。


ツァイガルニク効果をマーケティングに用いる方法

ツァイガルニク効果をマーケティングに用いる手法は

いくつか存在します。


有料noteを販売したい場合

有料noteを販売したい場合。


noteというのは、

コンテンツの中身を「どこから有料にするか」が

決められます。


1万文字ほど書いた情報でも、

3000文字だけは誰でも読める無料コンテンツにして、

残り7000文字を「有料化」することもできるわけですね。


なので、

有料級の情報の大部分を、あえて無料で公開する

という手法がマーケティングに役立ちます。


「ここまで無料で読んでしまって、しかも

有益な情報だったから続きが気になる!」


という心理を促し、

記事を購入してもらえる可能性が

高くなるということになります。


ブログを読んでほしい場合

どんなに良質な記事であっても、

読まれなくては意味がありません。


そこで重要になってくるのが「タイトル」です。

タイトルの付け方を、

「唇が絶対荒れない方法!実は誰でも知っている〇〇の効果がスゴイ!」

というようなタイトルにすると、


急に「唇が荒れない方法を知ることができる」という

タスクが生まれ、

しかもその記事を見ないとタスクが完了しません。


タイトルだけ見ると、

記事を読むだけでいい答えが書いてありそうで、

思わずクリックしてしまう人も多くなるでしょう。


人は、

「達成できていないタスク」に注意をひかれ、

ストレスがかかります。


今回の場合、ブログタイトルが勝手に

「達成できていないタスク」を生み、

記事を読むことでそのタスクを完了したいと思わせる

心理を利用できるということですね。


Twitterからブログに誘導する場合

これは、Twitterからブログに誘導する場合でも

他メディアからYOUTUBEに誘導する場合でも

同様です。


有料noteと同じで、

Twitterに端的にフォロワーの「ためになる情報」を

載せます。


ためになる情報というのは、
何かを達成する正攻法、裏話の他にも
初心者のための「手順」など色々存在します。


そして「具体的な方法論はこちらの記事に記載しておきます」とか、

「最後まで流れを知りたい方は、YOUTUBEで手順を解説しています」等、

誘導したいページへのリンクを貼ることで

クリックを促すことも難しくありません。


「途中まで出す」「内容を簡潔にして、Twitterにまとめる」

というのがミソですね。


ストーリーは、読まれやすい

CMやweb広告なども、ストーリー仕立てにしてあることが

よくあります。


ただただ情報を提示して「続きはwebで!」というよりも、

人の感情に訴えかけるほうがより

効果的に「続きが見たいな」と

思ってもらうことができるからですね。


ストーリー仕立てにすることは

いつのまにか「自分に置き換えて」見ることが

大半なので、

ユーザーは感情移入して、よりその先の結末が

気になるようになります。


ユーザー自身と関連付けて

情報を提示することは、まるでその情報が

ユーザーそのものの問題である(課題である)かのように

感じさせます。


ツァイガルニク効果を多用するのは逆効果

過去記事「ツァイガルニク効果はストレスになりやすい」でも

言及していることですが、

この心理効果そのものは「ストレス」になり得ます。


人は連続性を求めるので、

「未完成・未達成のものを何とかして完了したい!」

という心理が働くからですね。


これは、

「未完成・未達成のままだとストレスになるから、

そのストレスを解消するために、未達成のものを

完了しなくては!」

という心理と同じことです。


なので、例えば「続きはwebで!」と

他メディアで誘導しておきながら、

そのweb上の情報をのぞき込んでも

結論が見えてこなかったりすると

ストレスがたまる一方なので、


なーんだ、ただの販促か。見て損したなあ。

とユーザーが

興ざめする可能性も否定できません。


更に「詳しい理由を知りたい方は無料メルマガ登録を!」などと

誘導してばかりいると

ユーザーにとっては結論を先延ばしにされただけなので

ガッカリする羽目になります。


ユーザーはあくまでも、

「タスクが目の前にあると、ストレスが溜まるから

それを解消したいだけ」です。


ツァイガルニク効果を多用して、

ユーザーが欲しい結論を出すことを

ダラダラ先延ばしにしていると

信用ならないメディアになってしまうので注意しましょう。


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